青年期外来
子ども・青年期のこころの支援と治療のための外来を立ち上げました。
- 対象年齢
- 診察時間
- お持ち頂くもの
- 支援と治療
- 担当医師
青年期とは
10代の後半から20代にかけての青年期は、心も身体も大きく変容する時期、子どもから大人へと向かう大切な時期です。この時期に、子ども・青年たちは、友人や仲間の繋がりを築き、少しずつ親から離れ、自立・独立をはじめます。自分らしさや自分らしい生き方を模索し、生きる意味を考える時期でもあります。また、身体的な変化(第二次性徴)を受け入れることも大切になります。
しかし、学校や職場での人間関係でのトラブルや挫折など、さまざまな人生の出来事に反応するように、心身が不安定になりやすい時期でもあります。
どのような心身の不調が起こりやすいか
青年期には、人と交わることに強い不安や緊張を感じる社交不安障害(対人恐怖)、過度のダイエットや過食などの摂食障害、適応障害やうつ病・双極性障害(躁うつ病)、青年期に発症しやすい統合失調症、発達障害をもった子ども・青年にストレスが加わって起こる反応性の精神症状など、さまざまな精神疾患が起こりやすいものです。
そのため、支援や治療においては、心に働きかける精神療法、適切な薬物療法、個々に合わせた作業療法、子ども・青年の生きる環境の調整など、多角的なアプローチが必要となります。
受診について
15歳から29歳までの方を対象としています。
ご家族同伴のうえ診察にお越しください。
毎週木曜日 午後(受診は完全予約制となっています)
相談員がお話を伺いますので、まずは事前にお電話でご相談ください。
●マイナンバー保険証または各種保険証
●各種公費医療受給者証※
●診療情報提供書※
●お薬手帳※
※お持ちの方のみ
これまでに何らかの治療を受けていらっしゃる場合は紹介状の持参をお願いします。
当院の青年期外来は、精神科医を中心に、心理士、精神保健福祉士、作業療法士、看護師などの多職種のスタッフがチームとして関わることを考えています。個々の子ども・青年に応じた支援と治療を行っていきます。
青木省三、鈴木啓嗣、村上伸治、鷲田健二、和迩大樹、城戸高志、宇野健一、的場翔也、
藤沢卓弘、栗山裕、松田旭生、佐々木浩貴
担当する主治医は青年期外来チームで決めさせていただきます。指定はできません。
お問い合わせ先
〒702-8508
岡山市南区浦安本町100-2
公益財団法人 慈圭会 慈圭病院
月~金 8:30~17:30
(祝日・年末年始を除く)
086-262-1191(代表)